- 作成日 : 2024年6月21日
イオンゴールドカードで使える空港ラウンジは?条件や同伴者の扱いを紹介
イオンゴールドカードは、空港ラウンジの利用など、旅行や出張で使いやすい特典が付帯しているクレジットカードです。イオンカード保持者が、ある一定の条件をクリアすることで付与されるため、ステータス性が高いカードとしても知られています。
本記事では、イオンゴールドカードで使える空港ラウンジや利用するための条件を解説します。
目次
イオンゴールドカードで利用できる空港ラウンジは?
イオンゴールドカードは、国内の主要空港にあるラウンジの利用で優遇サービスを受けられるクレジットカードです。旅行前後の待ち時間を気持ちよく過ごせるように、無料ドリンクや軽食、ソファー席などが用意されています。
イオンゴールドカードで利用できる空港ラウンジや、利用条件・利用方法をまとめました。
利用できる国内の空港ラウンジ
イオンゴールドカードで利用できる国内の対象ラウンジは、以下の通りです。
羽田空港(第1旅客ターミナル) | POWER LOUNGE SOUTH POWER LOUNGE NORTH POWER LOUNGE CENTRAL |
---|---|
羽田空港(第2旅客ターミナル) | POWER LOUNGE NORTH POWER LOUNGE CENTRAL エアポートラウンジ(南) |
成田空港(第2旅客ターミナル) | IASS Executive Lounge 2 |
新千歳空港(国内線旅客ターミナルビル) | スーパーラウンジ |
伊丹空港(大阪国際空港)(国内線旅客ターミナルビル) | ラウンジオーサカ |
福岡空港(国内線旅客ターミナル) | ラウンジTIME/ノース |
福岡空港(国際線旅客ターミナル) | ラウンジTIMEインターナショナル |
那覇空港(国内線旅客ターミナル) | ラウンジ華∼hana∼ |
※出典: AEON CARD「暮らしのマネーサイト」を元に作成、2024年5月20日時点
空港ラウンジ利用の条件
空港ラウンジを利用する条件は、次の通りです。
- 本人名義のイオンゴールドカードを提示する
- 当日の航空券チケットを提示する
基本的に上記の2つの条件を満たせば、無料で利用できます。またイオンカードゴールド会員の家族カードの方も利用可能です。フライトの前に、空港ラウンジの広い空間でゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
利用方法
空港ラウンジを利用する際の具体的な手順は、次の通りです。
- 対象カードかどうかを確認し、レセプション(受付)に行く
- クレジットカードと当日の航空チケットを提示
- スタッフが確認しOKであれば、ラウンジへ入場
- ラウンジ内で過ごす
- 搭乗時間が近づいたら、ゲートまで移動
空港ラウンジは、それぞれの空港内で比較的見つけやすい場所にあります。例えば、羽田空港の国内線出発第1ターミナルの南ウイングエリアにあるPOWER LOUNGE SOUTHは、保安検査場の目の前に設置されています。そのため、搭乗時間近くまでゆっくりと過ごせるでしょう。
同伴者がいる場合
イオンゴールドカード保持者の同伴者が、空港ラウンジを使いたい場合、同伴者の利用料金は有料です。利用料金は空港ラウンジによって異なります。例えば、羽田空港国内線であれば、同伴者1,100円、4歳から12歳は550円です(3歳以下は無料)。
なおラウンジの混雑状況によっては、利用制限される可能性もあります。利用料金やサービス内容は事前に把握しておくと安心です。
家族カードでも空港ラウンジが利用できる
家族カードとは、クレジットカードを契約した本人の家族が利用できるクレジットカードを指します。家族カードの利用額は契約者が支払う仕組みとなっており、基本的に契約した本人と同じ特典やサービスを受けられます。
イオンゴールドカードの場合も同様で、クレジットカードを契約した本人がゴールドカードになると、連動して家族カードもゴールドカードに切り替わります。イオンゴールドカード会員は空港ラウンジを無料で利用できるため、家族カードを持っている方も無料で利用可能です。
JAL(サクララウンジ)やANA(ANAラウンジ)は利用できない
イオンゴールドカードの保持者は、指定されているラウンジ以外は利用できません(2024年5月20日現在)。イオンゴールドカードで使えるラウンジは、主に国内線のラウンジです。
JAL(サクララウンジ)やANA(ANAラウンジ)など、イオンゴールドカードで利用可能なラウンジ以外を多く利用したい場合は、別会社のクレジットカードを作る必要があります。
イオンゴールドカードで空港ラウンジを利用する際の注意点
イオンゴールドカードを持っていれば、空港ラウンジを無料で利用できるなどのメリットが多くある一方、次のような注意点もあります。
利用できる空港ラウンジに限りがある
イオンゴールドカードの保持者は、国内の主要6空港12のラウンジに限り利用できます。指定されている場所以外の空港ラウンジは利用できません。
利用できる空港ラウンジは限られますが、国内出張が多い方や飛行機に乗る頻度が高い方は、イオンゴールドカードのメリットを最大限活用できるでしょう。
2.海外の空港ラウンジに対応していない
海外の空港ラウンジに対応していない点は、イオンゴールドカードのデメリットの1つです。海外旅行や海外出張が多い方にとって、海外の空港ラウンジを利用できないのは残念なポイントかもしれません。海外の空港ラウンジを利用したい方は、別のカードと2枚持ちを検討すると良いでしょう。
3.同伴者に利用料金がかかる
イオンゴールドカード会員が空港ラウンジを利用する場合は無料ですが、同伴者にはラウンジ利用料が課されます。
ただし、羽田空港のPOWER LOUNGE SOUTHの場合、4歳から12歳の子どもは550円、0歳から3歳の幼児の料金は無料です。同伴者が子どもの場合は、空港ラウンジを利用する方がストレスなく待ち時間を過ごすことができるでしょう。子育て中の保護者にとっては、料金以上のメリットが享受できます。
イオンゴールドカードの特徴
イオンゴールドカードは、一般のイオンカードにはない特徴がいくつかあります。中でもとくに知っておきたい大きな特典を4つ紹介します。
空港ラウンジ利用特典
イオンゴールドカードの最大の特典は、すでに解説しているように、年会費がかからずに国内主要6空港の有料ラウンジを無料で利用できる点です。移動の際の長い待ち時間を、くつろいだ空間で過ごせるのは大きな魅力です。
利用方法は、当日の搭乗券とイオンゴールドカードを提示するだけです。空港ラウンジ内では、フリーのソフトドリンクの提供をはじめ、無料のWi-Fiも完備し、落ち着いた空間で読書をしたり、動画を見たり快適に過ごせます。
ショッピングセーフティ保険
イオンゴールドカードには、ショッピングセーフティ保険が付帯されています。ショッピングセーフティ保険は、カードで購入した商品が壊れたり盗難にあったりした場合に補償を受けられるサービスです。対象は、1商品5,000円以上の購入品で、補償期間は購入日から180日間です。年間最高300万円までカバーしてくれます。
火災や偶然の事故による破損、盗難などのトラブルも保険の対象です。会員であればぜひ活用したいサービスといえます。
国内・海外旅行の傷害保険
イオンゴールドカードには、国内・海外旅行の傷害保険が付帯しています。年会費無料とはいえ、充実した補償額を用意しています。
イオンゴールドカードの傷害保険は利用付帯です。保険が適用されるのは、事前に何らかの旅費をイオンゴールドカードで支払っていた場合です。空港へのバス代やタクシー代の支払いも有効なので、利用するハードルは低いといえるでしょう。
イオンラウンジの利用
イオンゴールドカードを持っているだけで、国内主要6空港に加え、全国のイオンラウンジも利用できます。イオンラウンジは、イオン各店舗が提供している共用ラウンジです。
イオンラウンジの利用資格は、次の通りです。
- 年間100万円以上利用のイオンゴールドカード保持者
- 年間100万円以上利用のイオンカード保持者
- イオン株を100株以上保有する株主
上記条件のいずれかを満たせば、月8回までイオンラウンジを無料で利用できます。ショッピングの合間に一休みするなど、さまざまなシーンで活用できそうです。
他のカードの方がラウンジを活用しやすい?
空港ラウンジは旅行者にとって強い味方となりますが、利用できるラウンジの空港や数には、クレジットカードによって違いがあります。使えるラウンジの数を優先する場合は、他のカードの方が使いやすいかもしれません。
ラウンジをよく利用する方向けにおすすめの他社カードを以下にピックアップします。
三井住友カード ゴールド(NL)
三井住友カード ゴールド(NL)は、カード番号やセキュリティコードが記載されていないナンバーレスカードです。専用アプリ「Vpass」を通じて、カード番号やセキュリティコードなどの情報を確認できます。オンラインショッピングの支払いもアプリ経由で簡単に行えます。
年会費は5,500円と少々高めですが、国内の主要空港のほか、ハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港の空港ラウンジも無料で利用可能です。また、新潟空港や熊本空港などの地方空港ラウンジも対象です。
アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード
ラウンジの数を優先する場合、アメリカン・エキスプレス・グリーン・カードは良い選択です。月額制のアメリカン・エキスプレス・グリーン・カードは、通常年99ドルの年会費がかかるプライオリティ・パス・メンバーシップに無料で登録できます。世界1,300カ所以上の空港ラウンジを1回たった35ドル(約5483円、1ドル=156円の場合)と割安な料金で利用可能です。
さらに、アメリカン・エキスプレス独自のラウンジサービスによって、国内外29の空港ラウンジを会員は無料で利用でき、海外との往来が多い方やステータスを求める方から高い人気を集めています。
イオンカードゴールドの特典で空港ラウンジを使おう
本記事では、イオンゴールドカードで使える空港ラウンジや、利用するための条件を解説しました。イオンゴールドカードは、年会費が無料にもかかわらず、国内主要6空港の有料ラウンジを無料で利用できたり、ショッピングセーフティ保険が付帯していたりするなど、手厚い特典が用意されています。
同伴者がいる場合も、イオンゴールドカードを持っていれば少しの料金を支払うだけで空港ラウンジを利用できます。国内移動が多い方や旅行を重視する方は、空港ラウンジでイオンゴールドカードカードを提示して楽しい時間を過ごしましょう。
※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。
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